比例道

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初めてXilinx 7シリーズを使う

特に困ってなかったので,Virtex-6とSpartan-6を使い続けて来たが,タダでArtix-7の評価ボードをもらえたので,初めて7シリーズの設計を行ってみた.7シリーズはISEではなくVivadoだ.Vivadoも初めてだ.概ねISEの知識で使えるのだが,制約ファイルがucfからxdcに変わっていたのはびっくりした.業界標準のsdcに合わせたとのことだ.VivadoはISEより使いやすい.ISEはISEだけでなく,PlanAheadとかXPSとか色々なツールの集合体で,それぞれのツールの使い勝手が微妙に違って使いづらかったが,Vivadoではそんなこともなくなった.統一インターフェースで使いやすい.動作速度も速いみたいだ.これはデバイスを7シリーズに移行した方がよさそうだ.7シリーズだとARMコア内蔵のものもあるし,色々作りやすいんじゃないかと思う.