比例道

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wanderlustがdebianのパッケージとしてまだあった

libretto20にRedhat4.2を入れていた20年前,X Windowは動いたのだが画面が小さすぎて見にくいのでコンソールモードで使うことが多かった.IMAPに対応しているテキストメーラーとしてemacswanderlustを愛用していた.まだコンピュータ業界で日本語処理の方針が定まっていなかったころはemacsがいちばんうまく日本語を扱えた.nemacsと言ってた.そんな時代がしばらく続いたのだが,画面が広くて軽いノートパソコンが現れてX Windowをメインで使うようになったときGUIメーラーに移ってしまった.そしてwanderlustemacsのことも忘れて10年以上経った.今日たまたまSynapticパッケージマネージャをいじっていて"wanderlust"と検索してみた.そしたら出てきたのだ,wanderlustが.まだメンテされていたとは驚いた.私が最後に使ったのはバージョン2.14だったが,今は2.16になっていた.APEL,FLIM,SEMIといった懐かしいパッケージも同時にインストールされた.emacsを起動してesc x wlと入れると懐かしいwanderlustが起動した.見た目は昔と何も変わっていない.MozillaThunderbirdを使っている今,wanderlustを使う意味はあまりないが,懐かしいのでしばらく使ってみることにした.