比例道

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やっぱりハイレゾはバカげているんだって

FLACの開発元の人がハイレゾはバカげている(聞こえない)と言っている。これは本当かもしれない。ハイレゾ音源を聴いたり、ハイレゾ対応アンプで聴いたりすると、音は変わって聞こえるかもしれないが音がよくなる(原音に近づく)訳ではないかもしれない。似非オーディオマニア(オーディオマニアの9割はそうだが)は音が変わると喜ぶ性質があるのだ。

今、Debianに入っていたAudaciousというオーディオプレイヤーでハイレゾではないMP3音源を聴いている。それなりに楽しめる音だ。エフェクトというメニューを見つけたので、その中の「エクストラステレオ」にチェックを入れてみた。音がドラスティックに変わった。音場が広がった。これを音が良くなったと感じる人がいても不思議じゃない。ハイレゾ信仰ってこういうものかもしれない。

私は年齢の割に高音域まで聞こえる耳を持っているそうだ。測定したときの測定器のレンジは20kHzまでだった。もし測定できる機械があるなら、25kHzとか30kHzも測定してみたい。たぶん何も聞こえないと思うが。

やっぱり聞こえない音をありがたがるのはおかしいよね。