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VAIO VGN-UX50 にWindows7を入れる

VGN-UX50は2006年発売のミニPCだ。プロセッサはCore solo 1.03GHz、最大搭載メモリが512MB, ストレージはSSDかHDDを選べる。OSはWindows XPだ。買ってすぐはWindows XPで結構サクサク動いていた。しかし、windows updateを繰り返してとうとう2014年。最近では、ひどく動作がもっさりでとても快適に使えるとは言い難くなってきた。

起死回生を狙って、ここはWindows7を入れてみることにした。とは言え、前後の搭載カメラや特殊ファンクションキー、WLANのドライバがWindows7に備わっているかは分からないので、Windows XPも残してデュアルブートにする。

まずWindows XPが占有している40GBのHDDのパーティションを分割してWindows7用の領域を確保する。驚速デフラグ2を使って、ファイルをHDD前方に寄せる。つぎにパーティションマジック7でXPを生かしたままパーティションを分割する。XPにはOffice 2010をフルインストールしていたので、10GBしか空きパーティションは作れなかった。が、Windows7をインストールする分には十分だ。4GBのUSBメモリWindows7の32bit版DVDをコピーする。これをVGN-UX50に刺して、setup.exeを起動する。あとは指示に従って進めばWindows7のインストールが完了する。

Windows7をインストールしたVGN-UX50は期待通り、XPよりサクサク動くようになった。WLANもBluetoothもAudioデバイスもVideoも自動認識して即動いた。Windows7による再生は成功したと言える。これなら、40GBのHDD全てをWindows7用にしても(Windows XPは削除してしまっても)良いかもしれない。