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米軍駆逐艦タンカーにぶつかる

こんどは米軍の駆逐艦マラッカ海峡でタンカーにぶつかった。以前、イージス艦が貨物船にぶつかって航行不能になったときは驚いたが、「イージス艦という電子機器の塊みたいな船だから装甲が薄いのも仕方ないのだろう」と思った。しかし今回は駆逐艦だ。相手はタンカー、ペラペラの船体だ。タンカーは穴が開いて、駆逐艦はかすり傷というのが普通だろう。第二次世界大戦駆逐艦ならそうだった。ところが、駆逐艦側が5人負傷。10人行方不明だそうだ。かろうじて自力航行はできるとのこと。最近の軍艦は物理的な力に弱いねえ。

昔の大和級戦艦は装甲が厚いので、現在の対艦ミサイルでは沈まない。沈めようと思ったら魚雷を使うしかない。アイオワ級戦艦の16インチ砲は唯一大和の上部装甲を貫通できるが、最後のミズーリが退役したのは1992年。もし大和が21世紀に復活したらほぼ無敵だ。対中国用に一隻建造してみてはどうだろう。経済効果も見込めて一石二鳥だ。