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第二次世界大戦中にガスタービン戦車

ガスタービンを搭載して唯一量産された戦車がM1エイブラムスだ.これが最初(で最後)のガスタービン戦車だと思っていたが,実はドイツが第二次大戦中にガスタービン搭載戦車を試作していた.出力は1150馬力.M1の1500馬力に比べて遜色はない.パンター以降の戦車に搭載されたマイバッハガソリンエンジンが700馬力で力不足だったから,1150馬力のエンジンを積めていたなら,ドイツの重戦車の機動力も相当向上していただろう.変速機が負荷についていけないという話は残っているが.