比例道

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いつも指揮者になっていた理由が40年後に分かった

私が日本語を日本人に向けて話しても通じないことがままある。英語を欧米人に話しても通じない。相手の話していることは分かるので、日本語や英語が分からない訳ではない。不思議だなと思っていた。不思議なのは30年以上続いていた。

最近、不思議の理由と共に、小学校の音楽の時間にいつも指揮者をさせられていた理由が突然分かった。私は発声能力が先天的に欠如しているようだ。自分ではちゃんと発音しているつもりでもうまく発音できていないのだ。そして音楽だ。音楽の成績はずっと5だった。楽器の演奏も下手ではない。しかし、歌うとどうしようもない音痴だったのだ。そこで音楽の先生は合唱のときに私が指揮者になるよう配慮してくれたのだ。というか私が歌うとせっかくの合唱が台無しになってしまう。そういうことだったのか。しかし困ったな。会話がうまくできないというのはかなり困りものだ。