比例道

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libretto20へのlinuxインストール

壊れたlibretto20のHDDだが,母艦マシンに入れても認識しなかった.これはもうダメだ.8.45mm厚の2.5インチHDDは手持ちがない.唯一持っているのが日立のDK226A-32というHDD,3GBだ.厚みが9.5mmある.このままでは裏蓋が閉まらないが,昔librettoのユーザーは裏蓋を切って9.5mm厚のHDDを入れていたものだ.裏蓋はボロボロになっていて手でもパリっと割ることができるくらいなので,この際割ってしまおう.

母艦マシンにDK226A-32とCD-ROMドライブを取り付けてRedhat6.2jのCD-ROMを入れて起動させたが,CDを読まない.あれ?BIOSメニューに行くとAドライブ(FDD)かCドライブ(HDD)からしか起動できないみたい.そしてIDEインタフェースにはCDドライブは付けられないようだ.ああ,確か母艦マシンはそんなマシンだったよな.だんだん思い出してきた.CDドライブはSCSIしか付かないんだった.部品箱からSCSI CDドライブとFDDを引っ張り出してきてつなげた.Redhat6.2jのCD-ROMからFDD用ブートイメージをコピーした.これをddでFDに書き込む必要があるのだが,FDDを搭載しているマシンがない...こともなかった.この間から使っているxw8200にはFDDが付いている.xw8200を使ってブート用FDを作った.FDとCD-ROMを母艦マシンに入れて起動すると,今度はインストーラーが起動した.SCSIのドライバを選べと出たので,AHA-152xを選択したら認識した./bootと/とswapのパーティションを切って,今インストール中.

待つこと3時間,インストールが完了した.HDDフォーマットの時にバッドセクターチェックを選んだのが時間がかかった理由だ.無事に再起動したのは良いのだが,HDDからたまーに"カッコン"という音がする.このHDDもダメかも...