比例道

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10000rpm 300GB U320

計算用のマシンにIBMの18GB U320SCSI HDDを5基積んでハードウェアRAID5+スペアドライブで運用していた.全容量50GB(しょぼい)だ.そのマシンが今日ピーピー言い出した.HDDが故障したのだ.データを失う前に吸い出して,マシンをシャットダウンしてRAIDメンテモードに入ると1基FAILになっていた.それをRAIDメンバーから外してスペアドライブをメンバーにしてRAIDを再構築した.それで直ったように思えたのだが,しばらくするとまたピーピー言い出した.再びメンテモードで見てみると今度は別のHDDがFAILになっている.生きている残りは3基だ.これでRAID5を組み直してもよいが,全部同じ時期に買ったHDDなので,そのうち壊れるだろう.こんなのを使い続けるのは危険だと思いマシンを廃棄しようと決めたが,もしやと思い同僚に不要SCSI HDDはないかと同報メールで発信した.そしたら出てきたのだ,SCSI HDDが6基も.富士通のMAT3300NCというのが2台.シーゲートのST330000LCというのが4台.全部10000rpmで300GBだ.300GB!!,そんな容量のSCSI HDDは初めて見た.私が別のマシンで使っている74GBのSCSI HDDが1基20万円したのを覚えているが,300GBなんていったいいくらしたのだろう.単純に考えて80万円.それが6基なので480万円.BMWの3シリーズの新車が買える.なんという贅沢.まるでF1マシン.いやスペースシャトルだ.こんなのを使って何の計算をしていたのだか.

私のマシンにはリムーバブルHDDラックが6つあるので,6基全部を突っ込める.1基をスペアドライブにして5基でRAID5を組んだら1.2TB.まさかSCSIでテラバイト越えができるとは思わなかった.今,環境を構築し直している.これまではFedora Core 6だった(古い!)が,この機会にDebian Stretchに更新することにした.

freshclam エラー

思いついてCentOSのマシンにもアンチウイルスプログラムを入れることにした.clamavsrpmを拾ってきてビルドしてrpmを作った.それをインストールして,ウイルスDBを最新化するためにfreshclamを実行した.しかし,何度やってもエラーになる.syncしてないとかなんとか.いろいろ試したが効果はなく,最後に面倒になってDBのファイルを全部消してみた.

cd /var/clamav
rm *

この後,freshclamを実行したらうまくいった.DBバージョンの確認は

sigtool --version

でできる.

clamav-0.99.2コンパイルとインストール

srpmからclamav-0.98.4をインストールしたが,srpmからrpmができるのだから,tarballからコンパイルだってできるだろうと思った.そこで,最新版の0.99.2をインストールすることにした.OSはCentOS5.11.clamav-0.99.2.tar.gzを展開して

configure make make check make install

で完了.特に他に何かインストールする必要はなかった.最初からこれをやれば良かった.

対地速度1170km/hで飛ぶも

楽しかった台湾旅行から帰国した。帰りは時速260km/hの追い風のおかげでB777は時速1170km/hで飛んだ。台北から成田までわずか2時間半。通常なら3時間15分で行うメニューを2時間半でこなさないとならないので、キャビンアテンダントさんはてんてこまいだった。それでも満足のゆくサービスを受けることができた。早く到着して入国審査も並ばずにクリアして、荷物もすぐ出てきて、なんと調子が良いのだろうと思っていた。ところが、成田空港で京成に乗ろうとしたとき、なんだか表示されている電光時刻表がおかしい。いつもの半分の頻度でしか特急が走ってない。最初に来た特急に乗ったが、途中で止まりながら走る。押上まで30分遅れで着いた。そこから半蔵門線に乗ったが、いつもは30分で渋谷に着くはずがなんと2時間以上かかった。座っていたがこれは疲れた。なんでも多くの企業が早退や定時退社を社員に命じたため、朝のラッシュ時以上の混雑になり、駅は人であふれ、電車は進まなくなったとか。雪のせいではなくて、みんなが定時退社したためだそうだ。なんてこった。ダメじゃん。東京は。

srpmcpio: MD5 チェックサムが適合しません

CentOS5にyumでアプリをインストールしようとした.古いパッケージを置いてある

http://vault.centos.org/5.11/os/$basearch/

からひっぱってこようとしたら,中のxmlファイルが壊れていると表示される.整合性がとれないのかなと思い,yum clean allをやってみたが変わらない.本当にファイルが破損しているようだ.しかたないので他のサイトを探して,rpmパッケージは見つけられなかったが,src.rpmパッケージを見つけてきた.rpm -iコマンドでソースを配置しようとすると,

「srpmcpio: MD5 チェックサムが適合しません」

とエラー終了する.困ったと思ったがさらにネットをさまようとrpmの引数に

--nomd5

をつければMD5チェックサムを無視してくれることが分かった.これでやっとソースが展開できて,rpmbuildで所望のrpmパッケージが出来た.

老化する人間の細胞を「若返らせる」ことに成功

WIREDに人間の細胞を若返らせる研究が載っていた.赤ぶどう,赤ワイン,ダークチョコレートに含まれるレスベラトロール類似体が鍵だとか.それらを口から食べても効き目はないような気がするが,赤ワインとチョコは好きなので,これで細胞が若返るのならいいな.現在,肩の腱が損傷していて修復中なのだが,細胞が入れ替わるのに11ヶ月かかるので,あと9ヶ月かかる計算になる.損傷しても細胞が若くて分裂を続ける限り,自然に治ってしまう.治るのが分かっているなら多少時間がかかっても我慢できる.

UnityとDashのこしておくか

Dual Pentium 3 - SのマシンはUbuntu 12.04LTSだ.サポートが切れて9ヶ月経過した.14.04LTSへのアップグレードは失敗することが分かっているのでしていない.サポート切れで使い続けるのもなんなので,Pentium 3で動くことを確認したDebian Stretchに変えようとして思いとどまった.なぜなら12.04LTSは悪名高いUnityとDashなのだ.18.04LTSからはUnityがなくなるので,これはこれで貴重だ.1台くらいUnityが動くマシンを残しておこうという気になった.幸いPentium 3 - Sでは許容できるレスポンスでUnityとDashが動く.Debianに変えるのはいつでもできるので,Unityに飽きるまではこのまま置いておくことにした.